10年後の健全経営を見据えた美容室の独立開業のお手伝い ヘアサロン開業アカデミー

開業者様の声

埼玉県・南浦和美容室 Asya Lina

オーナー樋口賢吾さんの声

店舗情報

Asya Lina

美容室

埼玉県・南浦和

オーナー樋口賢吾さん

埼玉県さいたま市南区南浦和2-42-5 海田ビル1F

http://www.arsyalina.com/
オープン
2012年7月27日
店舗面積
店内15坪

開業から3年を経過した南浦和の美容室Asya Linaのオーナー樋口賢吾さんに、インタビューさせて頂きました。

 

1.開業の動機 

僕は元々大手の美容室のスタッフ数30人近くいる大型店で働いていました。日々楽しく仕事をさせて頂いたのですが、やはり一般的な美容室と同じようにとても忙しかったため何人ものお客様を掛け持ちしていたため、どうしてもお客様をお待たせしたり、僕が直接お客様に携われる時間が短かったりと、日々の仕事に疑問を感じるようになってきました。

そんな中、十年以上担当させて頂いているお客様から一言「美容室って疲れるよね」

この言葉を聞いてから、本当に美容室ってお客様を多く詰め込まなければ経営は成り立たないんだろうか?お客様にとって本当にリラックスして頂けるお店って作ることはできないのだろうか?という疑問とが大きくなってきました。そのうち、そのような理想的な店が無いのであれば、いつか自分で作ればいい!という思いまで昇華しました。そこからは一気に開業への思いが強くなりました。

 

2.bhを選んだのはなぜ? 

元々は、某不動産屋さんにお世話になっていて、とある新築ビルの5階の物件を紹介してもらっていました。更に店舗デザイナーさんも、その不動産屋さんから2人程紹介してもらい、実はその物件で契約直前まで話が進んでいました。
でも、申し訳無いことなのですが、なんか自分たちの中でその物件もデザイナーさんもしっくりこない感じがして、ちょっとだけ迷っていたんです。そこで僕と妻の先輩である大宮の美容室ドルーチェのオーナー松田裕さんに相談した所、「bhの飯島さんの所に話だけでも聞きに行ってくれば?」と言われたんです。

正直なところ、まぁ、話聞くだけ聞いてみるか・・・くらいの感じで原宿・表参道のbhのオフィスに行きました。
無料相談という枠でしたが、 いざ飯島さんの様々なお話を伺ったら、僕たちの想いを形にしてくれるのはここしか無い!って確信してしまったんです。実は、飯島さんにお会いした次の日が、例の不動産屋さんから紹介して頂いていた物件の契約日だったんです。なので飯島さんとお会いしたことにより目線が一気に変わってしまったんです。もちろんこの物件と紹介してもらったデザイナーさん共々丁重にお断りして、即飯島さんにお願いすることにしました

 

3.開業準備中に大変だった事 

僕たちの場合、具体的な開業計画に着手した時、既に以前の勤務先を辞めておりました。後に飯島さんから生活費の流出になるからこのように先に退職することはあまり良くないのだとアドバイスされましたけどね。たしかにわずかながら節約という部分ではまずかったかもしれませんね。でもお会いした時はそんな事情で、すべては退職後からの準備だったので、逆に時間的にも体力的にも負担は全くありませんでした。むしろ、時間的には非常に余裕を持って一歩ずつ進められたので、自分たちの想いが形になるのが楽しくて仕方なかったです。

 

4.開業して良かったと思うこと

やはり何よりも、今までお客様にもっとこうしたら喜んで頂けるのに、っていう想いを形に出来たことですね。開業後の今でも、もっともっとお客様に満足して頂くために考え、それを直ぐに形にできる。いわゆる運営方針を自分で軌道修正できる。これが、自分の店の強みなんだと思います。

また独立開業をするならまずは「今までより労力を少なくし、報酬は格段に増えるような状況を最初から追求せよ!そんな自己中心的な発想をすべきである!」というのが飯島さんの収支計画の教えの肝の部分ですよね。こういった発想のまま計画を進めた甲斐があって、自分たちの生活も格段に豊かになりました。もちろん飯島さんの教えどおり、時間の面と収入の面の両方がバランスよく成立しているということです。どちらか片側だけじゃ意味が無いということですよね。

もしかしたら今までどおり、いち美容師の発想だったら今も忙しく働いていたかもしれませんね。前勤務先では、店長をやらせて頂いていたこともあり、中々自分の時間が取れなかったのですが、今は、お仕事はきっちりやって、プライベートもきっちり遊んでととても充実しています。

 

5.開業して大変だなと思うこと

僕たちの場合、出店場所も前勤務先から離れたところに出店したので、お客様がほぼゼロの状態からスタートしました。こういった過去のお客様の再来は一切アテにできず最初の半年間はお客様がいらっしゃらない日や時間帯も多く、振り返ればそれが一番きつかったですね。でもこれも開業前から散々飯島さんからレクチャーされていたことでした。にも関わらず頭では理解できていても実体験は相当こたえますよね。辛かったです。

でも、ここで慌てず、コツコツと当初の作戦通り動き出すまで、妥協せずに前進していけば、必ずお客様も増えるだろうし、一度来てくれれば、絶対に喜んで頂けて、Arsya Linaのファンになってくれるはずだと、とにかく頑張ったつもりです。実際に開業から3年経ちますが、当然今はそれらの辛かった時期も重要なプロセスだったのだなぁと、とても実感しています。

 

6.開業する前とした後の気持ちの変化

一番の変化は、自分自身の責任感の大きさですかね。以前から、自分なりに責任感はあるつもりでしたが、開業後はちょっと次元が違う気がします。やはり、自分の行いでお客様の満足度がダイレクトに変わってしまうわけで、お客様にお任せ頂いているという責任感は雇用されていた頃の意識とは格段に変わりましたね。

 

7.あなたにとってbhの存在は?

自分の想いを形にしてくれるプロフェッショナル。
bhを選んだ理由の時にもお話しましたが、どの美容師でも、独立開業をするにあたり店舗のデザイン設計会社や、フリーのデザイナーさんに相談してみたり、美容機器メーカーさんに相談したり、ディーラーさんに相談したり、等々・・・お店づくりの相談をしに行くことと思います。もちろん僕等もそうでした。

でも、どこも、いきなり、どういう内装のお店にしたいの??(アジアン風とかヨーロッパ風とか)って所から入ってくるので、なんか自分的にはしっくりこなかったんです。自分たちとしては、内装とかを考える以前の段階で、まずは、こういう風にお客様に喜んでもらいたい。(←これがコンセプトなんですよね。)だから、こういうお店にしたい!!っていうのが強かったので、正直なところ内装は二の次だったんですよね。

でもbhだけは、最初に内装から話を始めるのではなく、お店のコンセプト作り(自分自身の役割)から始まります。
ここからしっかり組み立てていくと、開業者(僕)とお店の作り手(デザイナーとか工事会社)が、価値観を共有するので、一切のブレが無い。この進め方が何よりも僕たちにとって合っていたのだと思うのですが、Arsya Linaがオープンして、もう直ぐ3年経ちますが、「あ~あ~、もっとこしておけば良かったよなぁ~」とかいう要素は全くと言っていいほど無いです。これが凄いことだと思うんです。

 

8.これから開業したい人へのアドバイス

僕もまだ開業して3年しか経験していないので、アドバイス出来るほどでは無いのですが、まぁ、一つだけ言えることは、開業は強い想いがあれば誰でもできると思います。出来ない理由を考えると山ほど出てきますが、自分は出来るんだと信じてできる理由を作り上げていけば、必ず開業できますよ。

ついつい悪い事、ネガティブな事を考えると誰でも前向きさも奪われてしまいます。むしろ開業とは不安の方が多いことだと思いますし。でもその不安は自分自身でしか解決できませんよね。でもbhの飯島さんの存在は止めどなく押し寄せる不安の数々をイチイチ消してくれる役割の人物だったと思いますね。

 

9.コンセプトの重要性

やっぱりコンセプト(社会的役割)は本当に重要だと思います。例えるなら、木で言ったら根っ子の部分ですよね。
こういう風にお客様に喜んで頂きたい=こういうお客様(コアターゲット)にいらして頂きたい。だから、お店の内装はこうして、接客、サービス、販促もこうする。と言う様に全てがコンセプトとコアターゲットありきなんです。

このコンセプトがしっかりしていると、開業後も日々の営業でブレが無くなります。開業して3年間、一度もブレずに運営ができているのもこのコンプトのおかげだと思っています。コンセプトにそってストーリーの一貫性が取れているお店というのは、お客様が居心地がいいんですよね。まぁこれは、狙ったお客様を呼んで、狙った通りの演出で満足させているのだから、そのような人達が居心地がいいお店をあえて作っているのだから、考えてみたら、当然な事なんですよね(笑)

 

10.寒い打ち合わせについて

※通称:寒い打合せ(減額調整):開業者が実際に工事予算として割り当てている額面に収まるように要素をなくしたり、素材ランクを下げたり、異なるものに置き換えたりして予算内に収める作業のこと

僕たちの場合、当初の予定していた店前の駐車場スペースを駐車場として使わず、豪華エントランスにするというデザインが気に入ってしまったこともあり、入札を通しても相当予算オーバーするのだろうと覚悟をしていました。bhさんの寒い打合せ(減額調整)が大変で、とても辛いという情報は事前に心得ていたこともあり、正直、減額調整はそんなに苦痛ではなかったのです。もちろん、それなりに諦めた要素もありましたが、最終形のArsya Linaお店の写真を見て頂くとわかると思いますが、結果的にはすごくいいお店ができました(笑)

 

インタビュー日時:2015年5月5日 (インタビュアー:bhのHP制作請負会社、担当者)