10年後の健全経営を見据えた美容室の独立開業のお手伝い ヘアサロン開業アカデミー

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進行中開業計画

前回の目標達成ならず、しかし原因は明白。一体何が関与したのかを詳しく解説します。〜武蔵浦和理容店MOLGECO開業後9回目コンサル

【開業後のプロデュース対応】昨年11/25コロナ禍の最中での開業をした浦和理容室・MOLGECO(モルジェコ)さん、9月の売上結果からさらなる上を目指した10月でしたが、残念ながら目標達成ならず売上は横ばい。しかしこの原因追求をすると、美容師さん理容師さん特有の心理が関与していることに気づいてもらいました。さてそれはどんなことでしょうか?開業1周年まであと僅か・・・開業後9回目のコンサル・セッションのレポートです。

前回のセッションでは9月の実成績を聞き取り、いつものように次月10月の売上額、行動方針を飯島と決めて共有しました。

 

9月末の実売上額からさらなる売上げアップを目指し、今までより、やや強気の目標として10月は9月売上より1.3倍を目指して望みました。

 

ところが10月も9月の売上額とほぼ同レベルで横ばいという結果でした(毎回言いますが、これでもしっかり黒字!)

 

問題は、張元さんご夫婦自身が掲げた目標に達しなかったことに対する振り返りがとても重要です。

 

さてさて、結果が目標に追いつかなかったのは何故???

 

この問いに、セッション開始時に即答できなかったお二人ですが、ここは非常に重要なポイントなので、お二人に今までの運営を振り返りながら何が関与していたか記憶を辿ってもらいながら、原因を探してもらいました。

 

面白いもので、冷静にこうしたセッションをしながら振り返っていくと、しっかり原因はお二人自身の口から聞こえてくるものなのです。

 

やや問題なのは、開始時の段階で、この目標達成できなかった理由が何だったのかをお二人がバッチリ把握していないことです。この問題点さて、経営者自身のお二人が浮き彫りにして把握さえできていれば、達成率はおのずと変わるはずなのです。

 

さて、一体どんな事情が関与して目標に到達しなかったのでしょう?

 

まず、9月の売上はそもそも、それなりに利益を上げており、まずまずの結果でした。

前回のコラムでは、開業前の給与取得額を僅かでも上回ったことによる安心感が、その先のさらなる上を目指す意識を弱めてしまうという心理的要素をお話したばかりです。

 

さて、今回に関しては、この要素以外、別の原因が関与したと飯島はお見受けしました。

 

まず、ゆっくりとお二人に1ヶ月を振り返ってもらったわけですが、過去10ヶ月の調子が良かった月と、やや不調だった月の実データを提示しながら一緒に分析しました。

 

一体何が問題だったのでしょう?

 

分析していくと、良い結果を叩き出した月と、今月10月で、決定的に異なった実データが浮上しました。

 

「そういえば、今月に限り、いつもより新規客の数が格段に低かったんですが、それかなぁ?」

 

はい、それです!間違いない!

目標達成を阻んだ決定的な原因、それは毎月しっかり来てくれていた新規客数の減少でした。

 

「では、なぜ、新規客がいつもより減ってしまったか、お二人は心当たりがありますか?」

 

「いや〜、ちょっと言い訳になっちゃうかもしれないんですが、今月は二人とも有り難いことに、それなりに施術が忙しくてブログやポスティングとか、あまり出来なかったんですよね・・・」

 

とまぁ、こうした美容師さんや理容師さんが陥りやすい心理的な要素が運営の明暗を地味に分けていくことになります。

 

確かに、お二人は先月の時点で、10月は気合を入れて更に上を目指すぞ!とばかりに意気込んでいましたし、お仕事、頑張ったことに違いありません!

 

「そうですか〜頑張ったのに、残念ですね、でも頑張っていれば必ず報われますから大丈夫!」な〜んて美辞麗句を飯島は言う訳ありません。ここ、しっかり経営者になった初期の段階でしっかり見直ししておくべきところです。

 

まず、これは美容師さん、理容師さんに限らずです。飯島自身の経験からの教訓でもあります。ヘアサロンのような技術職として施術を売っている職種の場合、良くアルアルな現象と言えるんですよね。

 

飯島の場合は、店舗デザイン設計の仕事を長いことやってきた経験からですが本質は同じ次元の話になります。

 

飯島は特にバブル全盛期にもこの業種に身をおいていたこともあり、職種柄、しょっちゅう徹夜の連続を強いられるほど超ハードな日々を送ったものでした。

 

仕事が無いときは、少なからず営業活動のマネごとみたいなこともするのですが、いざ仕事の依頼が多く入り、業務が立て込んでいる時、それこそ毎度、連日徹夜のような苦しい状況に見舞われることになります。

 

毎日、毎日、僕らは〜・・・じゃないけど、

ひたすらデザイン画を描いたり、図面を描いたり・・・

いやいや、描いても、描いても、終わらない・・・永遠に終わらないんじゃないかな・・・という日々は常日頃でした。

 

しかし、そういった極限に近いような仕事も毎回一区切り終えれば、メチャクチャ大きな達成感や充実感を味わうのです。すごく頑張ったなぁ〜と自分自身で思えるわけです。

 

何年もこれが当たり前だったのですから、いつしかそれが普通となっていくわけですね。

 

ところが、独立し、店舗デザイン設計会社を経営してた頃、ある時、ふと気付かされました。

この、「俺、すごく忙しく仕事したなぁ〜」というある意味、麻痺感覚みたいなモノが思いっきり問題だったんです。

 

忙しい時期、それこそ数ヶ月におよぶほど、オフィスのPCや図面デスクに向かいっぱなしの時間。最大の問題は、それぞれ仕事が片付いた後の次月あたりに起こります。

 

それは、新たな仕事へのアプローチが完全にストップしたままの数カ月間だった、ちょっと前のあまりにも忙しかった日々のツケに見舞われるのです。当たり前のごとく営業的なアプローチがしばらくの期間ストップしていたわけですから、やがて次の仕事に関しては、再びどこかから声がかかるのを待つだけの日々となります。この時です、メチャクチャ不安に見舞われ、悶々とした状態に陥ります。

 

と、まぁ、飯島自身のデザイナー時代の経験を事例としてお話しましたが、レベルは異なれど、この状況と似たような事がMOLGECOにもあったといえます。

 

すなわち、日々お客様の予約がそこそこ入っている状況により、お二人共、それなりの忙しさを感じ、充実感を味わいつつ、いわば仕事しているぞ!という実感を得ていたと考えられます。

 

だから、忙しくてポスティングやブログに手が回らない。

まぁまぁ、当然の出来事だったと思うのです。

 

飯島は「張元さん、ダメじゃん!ブログしっかり書かなきゃ!とか、ポスティング怠けちゃNGでしょう!」とは、もちろん言いません。

 

飯島の役目はパワハラをかますことであらず、常に問題点の原因追求のお手伝いなのです。

 

それによりお二人自身がこの打開策に目を向けられれば今後の展開に大きな変化を付けられるはずなのです。

 

というわけで、今回のセッションで最も重要なアドバイスとなった部分はこれでした。

 

ポスティングが出来ないなら、無理して自分たちでやらなくて良いのです。上手に外注に依頼すれば良い。

 

ブログに関しても、広報活動の生命線であるということを再確認しつつ、なんとかお二人で手分けして頻度が減っても決して途絶えさせないように意識を向けることです。

 

途中、奥さんの利恵さんが、新規客の減少に対して原因追求していた時、こんな発言をしました。「確かに・・・新規客減少が気になったのは事実でした。その時、駅前に出て歩いている人にビラ配りしようか本気で迷ったんですけど・・・でもそれも、どうにも時間がつくれなくて・・・」

 

「まず!駅前のポスティングも奥さんがしてはダメ。それよりなにより、そもそも、MOLGECOは駅前ポスティング向きのお店ではないのだから、それはしないほうが良い!」

 

MOLGECOはそれなりに格式を高めに設定した店であり、駅前を往来するひとにビラまきすることにより、高校生やら、KIDSやら誰もが来店してしまったら困るのでは?

 

「あ〜、たしかに、、、そうですよね〜」

 

奥さん、発言しながらも、混乱しまくりという一幕もありました。

 

こうして問題点があらわになり、足りてない箇所が見えてくると、人はなぜか、どんな手でも尽くそうなんて考えがちなのです。これこそ「迷走」に繋がるのです。

 

とにもかくにも・・・

今の現状から考えて、お二人はまずブログだけは怠けずなんとか頑張る!

ポスティングを含め広報発信が鈍っているなら、それは自分たちでやろうとせずに外注でまかなう!なによりそれだけの外注費を投じる余剰金は十分に用意されているのだから!というよりこれ、開業当初の最初から販売促進費として毎月の収支計画で予算取りしているもの!

 

それともう一つ、

「施術業務がお二人共、忙しいとはいえ、もう限界?」

「いや、まだまだお客様受入可能です!」

というお二人。店内で施術だけで考えると余力十分ということですね。

 

今回の目標達成を妨げたものの原因をまとめます!

新規客獲得の為の広報活動の鈍り。

しかしお二人では外部に出てポスティングしたりが出来ない。

ブログを書く時間は、正直なところ、意識が少し鈍っていたらしいから、奮い立たせて頑張らねば!

 

新規客が毎月多く来てくれていた時と今月の結果の決定的な違いはすべてここにありました。

 

ここまで明確になるとお二人のセリフはこの一語に変化しました。

「そうだよね〜(お互い顔を見合わせながら)、やってなかったよね〜、(飯島に向かって)これ、しっかりやります!いや〜もう、11月は絶対に目標額を超えます!」

 

実に面白いですよ〜、セッション開始時と別人ぐらいのエネルギッシュに発言するんですから(笑)

 

はい、私達(あえて飯島も含め)職人育ちの技術職で生きてきた人種は、日々の労働量と体感によって忙しさを図る傾向が根強く身についているのです。

もちろんこれは素晴らしいことでもありますが、経営的側面では危険な要素もはらんでいます。

 

とかく職人育ちの私達は、日々、ハードな仕事中、外部への広報発信はストップ状態にさせてしまうということです。忙しく働く時間が多ければ多いほど、この広報発信のストップ時間を比例して増やしてしまうんです。

 

すると、今回MOLGECOさんが経験したように

「あれ〜?今月はどうしたことでしょう?」という、当たり前の結果に戸惑い、翻弄されるわけです。

 

独立開業して自分のお店を持ち、経営者としての道を踏み出したのなら、今まで培ってきた「施術」だけを武器にした仕事のしかただけでは、まさしく先細りの運命を辿ることになります。

 

「施術+広報」これらのバランスを絶妙に日々の業務に取り込み、なによりそれが苦手なはずの職人習慣から、経営者習慣にシフトしていくことが重要です。

 

今回のセッション、まずは何より、お二人にその気付きがあったことが最大の収穫と考えてほしいです。

 

何度も言いますが、それでもMOLGECOの売上はまずまずの結果なのですよ。
もうワンステップ上のさらなる上のレベルに登ってもらうための重要なコーチングです。

 

飯島のプロデュース期間として、開業後1周年までのセッションは、残すところあと僅かです。満了までにできるだけ多くの事を学んで肥やしにしてください!

 

◯9/27開業後8回目のセッション時の記事

https://www.b—h.com/news/210927-molgeco-consulting-8/

◯8/23開業後7回目のセッション時の記事

https://www.b—h.com/news/210823-molgeco-consulting-7/

◯7/6開業後6回目のセッション時の記事

https://www.b—h.com/news/210706-molgeco-consulting-6/

◯6/8開業後5回目のセッション時の記事

https://www.b—h.com/news/210608-molgeco-consulting-5/

◯5/13開業後4回目のセッション時の記事

https://www.b—h.com/news/210513-molgeco-consulting-4/

◯4/6開業後3回目のセッション時の記事

https://www.b—h.com/news/210406-molgeco-consulting-3/

◯3/3開業後2回目のセッション時の記事

https://www.b—h.com/news/210303-molgeco/

◯2/3前回1回目のセッション時の記事
https://www.b—h.com/news/210203-molgeco/

 

◇MOLGECOの作品ページ
https://www.b—h.com/case/molgeco/

 

◇【MOLGECOオーナー張元維軒さん、梨恵さんご夫婦の声】


※当コラムやブログでは、コンサル中またはプロデュース中のすべての計画をご紹介しているわけではありません。あくまでも投稿の許可を頂いた開業オーナーさんのみ記事としてご紹介させていただいております。


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