美容室開業時の物件にて電気容量が足りない問題

  • 2017-9-4

美容室開業時に周囲の雰囲気が良いからとか、物件の正面玄関の雰囲気が良いからなど、

開業者さんは、あくまでもイメージだけで物件を決めようとする傾向があります。

しかし、美容室運営をしていく上で物件選びには重要なチェックポイントはいくつもあります。

その中の一つとして、電気容量がどれぐらいその物件に装備されているか?

これは重要な要素となります。

美容室を運営していく以上、対象とする物件にはそれなりの電気容量が確保されている必要があるのです。

特に、以前入居していった業態がごく普通の一般事務所だったり、

あるいは、あまり電気を使わずに済む様な職種の店舗であった場合、

美容室を作る上で、とても電気容量が足りないという問題に直面しがちです。

 

美容室の場合は、とりわけ電気量が必要となる職種であるということを念頭に置いてチェックしなければなりません。

美容施術に必要なドライヤーは極めて多くの電気容量を要するものですし、

店内で頻繁に満席の状態となる場合、ドライヤーだけではなく、人間そのものが発する熱量なども関与し、

エアコンも通常の業種よりパワーが大きなものでなければ、効力を満足に果たしてくれないわけです。

 

もし、電気容量が著しく少ない物件を選んだ場合、店舗工事の段階で物件の電気容量をアップしなければならなくなるという事例は思いのほか多いのです。

電気容量に関して、もし足りないという状況の場合、容量アップが簡単にできるような物件もあれば、そうでない物件もあります。

 

もし後者のような物件を選んでしまった場合、

電気容量をアップする為にかかる費用が想像以上に高額になってしまったりすることもしばしばなのです。

これを専門知識に乏しい美容師さんがしっかり判断することはとても難しく、

気に入った物件に出会えたのなら、必ず店舗設計者や工事業者などの専門家に判断してもらうことが重要です。

 

どうしても美容師さんはイメージ先行で物件を吟味する傾向が強いのですが、

まずは、電気容量が美容室運営をしていく上で、十分に足りている物件なのか、

あるいは、足りなかったとしても容易に容量アップができそうな物件なのか、

これらの疑問を念頭に置いておくだけで、少なくとも安易な物件選びをせずに検証できるはずです。

 

過去の事例から見て、電気容量問題だけで当初の予算より30~50万円ほどかかってしまったというケースは少なくありません。

美容室を開業する上では、物件選びの際、この電気容量に意識を向けることは非常に重要な要素であるということを理解しておいてほしいものです。

 

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