美容師さんが開業時に旧職場を早く辞めてしまう問題

  • 2017-6-26

美容室開業でまだ物件が見つかってないのに事前にお店を辞める人がいる。

なぜそのような行動をしたのかと訪ねると、

「本気で物件探すため、また、自らに気合を入れるためにもそうした。」と言う。
これ、何が問題なのか?

物件を決めてからお店がオープンするまでには最低でも3ヶ月程度の期間が必要となる。

まず、物件が決まらなければ資金調達の融資を受けることができない。

融資では不動産取得費用の計算書、店舗工事見積、備品見積、運転資金など、すべての予算配分と見積書式を融資機関指定の書式と一緒に提出する必要がある。

 

それらが提出され、後日面接があり審査。融資決定まで想像以上に時間が取られて決定する。

物件が決まった後、融資が決定されるまでには最低でも1ヶ月程度の時間がかかるのだ。

この融資が決まらない限り工事着工はできないと捉えておくべきだ。

もし融資決定前に工事着工した場合、最悪の場合開業そのものが実行不可能になることもある。

融資が失敗しても、途中まで進めた工事費は必ず請求される。

しかも非常に多額。

融資がダメなら自己資金でその支払をするしかない。

開業実現すること無く失敗というのは、まさしくこれなのだ。

融資決定後でなければ工事を始めてはならないのだ。

融資確定後から工事開始と考えると、

物件決定~融資~工事~開店準備期間は最低3ヶ月の期間が必要というわけだ。

だから物件の決定より先に退職するのは最悪なのだ。

 

退職後に物件探しをすると実際にお店の運営がスタートできるまで3ヶ月、

いや、なかなか好物件が見つからず仮に7~8ヶ月の期間になってしまったとしたら?

 

辞めてから開業までの期間が空けば開くほど、給与相当の収入源が無くなる為、結果的に高額な予算流出に繋がることになる。

好物件は都合よく簡単に見つかるものではない。

 

先に退職した人というのは、

「自分の計画に適合する物件を遂に見つけ出した!」という基準ではなく。
「もう、この物件でいいや」という妥協の物件探しになるもの。

意気込みだけでの早期退職は重大問題なのだ。

退職からオープンまでの期間の生活費も、開業の予算組の一部であるということ。

 

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