美容室開業物件の選び方によっては、どんなに来店が多くても利益が得られない場合もある

  • 2017-4-17

物件探しをする上で、もし直感で気に入った物件だったとしても、それは実際の計画性に合う物件でないことがある。

計画性というのは、すなわちん効率的に利益を得られる物件かどうかという視点だ。

面積の割に家賃が非常に高額であったり、

または

不動産初期投資総額(敷金、礼金など)が高すぎるということもある。

これらはそれぞれの危険性を伴っているのだ。

開業後の運営における採算や開業時の予算組の上で適していないということになる。

 

家賃に関して言えば、これは毎月の支払額を左右する要素

実際に運営が始まった後、来客はまぁまぁ来ていて忙しいにも関わらず、どういうわけか思うように利益を得られない。

これは高すぎる家賃が収支(採算性)に影響していくこととなるからである。

「この立地なら、多少家賃が高くても客は集まるはず、きっと大丈夫だろう」

残念ながら、そうそう甘くはない。こういった安易な判断は非常に問題なのである。

 

不動産初期投資額が高額である場合は開業時点の総予算配分のバランスに影響を及ぼす

そもそも開業時に自分が用意できる額面というのは、

自己資金+親族からの援助+創業融資額

この3つのみ。

すなわち、開業する人の事情によって資金の調達額には限界があるのだ。

調達可能な上限額以上の予算を使って開業することはありえないことと捉えるべきなのだ。
限られた調達可能額があるはずなのに、やたらと不動産取得費の総額が高すぎるような物件を選んでしまうと、

思いのほか店舗工事に予算が割当てられず、結果的にチープなお店しか作れなくなってしまうという状況に直面する。
対象とする物件が仮にどんなに好物件だと思えたとしても、

全体の予算から必要以上に不動産取得に予算をとられてしまうようなら開業に必要な他の予算が不足することになる。

家賃(毎月の採算)と不動産取得総額(予算配分)のこの両面から十分に検証し、

果たしてその物件が、自分の身の丈に合っているか?という基準を持つことが物件探しを行う前に把握しておくべきことだ。

 

特に物件は一度決めてしまうと逆戻りができず、多くの場合、そのまま進めるしかなくなってしまうもの。

結果、大幅に予算オーバーの開業となってしまったり、

開業後、どんなに頑張って働いても一向に利益が上がらないということに繋がる危険性をはらんでいるのだ。

物件選びの判断ミスは、それほどまでに将来の方向性を大きく左右するものであるということをしっかり認識おきたいものだ。

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