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美容室にとってコンクリート風モルタル床は良いのだろうか?

根強い人気のコンクリート地肌そのまま風の床の仕上げ

美容室開業の店舗デザイン設計の際、時折あるリクエストに

コンクリート打ちっぱなし風のモルタル床にしたいという希望があります。

モルタル床って、常に普遍的な人気がありますよね。

 

さて、このモルタル床は果たしていかがなものなのでしょうか?
モルタル床から受ける印象は主に

都会的、アクティブ、斬新、洗練、カッコよい、といったイメージ。

デザイン性の観点から言えば確かに人気の仕上法といえる素材の一つ。

しかし、美容室の場合、見栄えより実際の仕事面での視点で判断して頂きたいのです。

コンクリート素地風床のデメリット1

余談ですが、美容師さんで腰を痛めている人は多いですよね。

忙しくなれば1日中ほぼ立ちっぱなしの仕事ですしね。

こう考えると、やっぱり・・・

モルタル床はあまりオススメできないのです。

モルタル(コンクリート)といえば、当然カッチカチに固い床・・・

とにかく腰への負担が大きいのです。

しかも年間のうち大半をその状況に身をおくことになるわけだから、腰を犠牲にしながら仕事をしてゆくようなものです。

お客様に与えるイメージは訴求力があるモルタル床ですが、

オーナーやスタッフの腰を害してゆくものでもあるわけです。

コンクリート素地風床のデメリット2

さらにモルタル床のデメリットをお伝えしておきましょう。

そもそも、「ビルのコンクリート打ちっぱなし」というのは

建設物、すなわちビルそのものの骨組、土台を覆っているもの。

建設物で使われているコンクリートは構造そのものを担っているわけで、当然頑丈であり、強度、粘りなど、しっかりした材料で作られています。

よく道路で生コンクリート車なるものを見かけることがあると思います。

タンクみたいなのがグリグリと回転しているあれです。

あれは材料が固まらないように常に回転させて頻度を保ちつつ建設現場に運ばれていくのです。

 

一方モルタル床というのは、
いわゆる「打ちっぱなし風」を再現したものにすぎないのです。

セメントを水で溶かして、左官職人が内外装の仕上げなどのように幾重にも塗り重ねながら平らにならしてゆく。

コンクリートとモルタルはそもそもの質が異なり似て非なるものということなのです。
材料そのものの仕込み方が根底から異なるゆえに、モルタル床というのは時間の経過とともにヒビ割れは宿命といえます。

そんなヒビ割れを「味」と捉える考え方もあるようだが、美容室床の場合は、

ヒビ割れの隙間に毛が詰まったり椅子を移動させる度に床を傷つけて、

モルタルが粉塵となって店の掃除に苦労することもあります。

モルタル床のリクエストは、外見のイメージ重視で選ぶ美容師さんがほとんどです。

しかし、こうした耐久性、利便性、機能性という観点から本当に良いのか?

モルタル床のメリットとデメリットを、今一度慎重に考えて選びましょう。


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著者:

ヘアサロン開業アカデミー代表
美容室開業プロデューサー

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