10年後の健全経営を見据えた美容室の独立開業のお手伝い ヘアサロン開業アカデミー

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美容室開業に必要な費用は「店舗工事費」の確保だけでは足りない!

「店舗工事額」と「独立開業総額」は根底から異なる

美容師さんと最初に会った時、まずは一方的にその美容師さんが考えている開業計画の概要を聞くことになりますが、
「私は店舗の工事に500万円ほどかかると先輩に言われたので、500万の融資を申し込む予定です」

この基準が非常に危険であることは常に語っていることなのですが
まず確実に開業予算が不足すること間違ありません。
工事の費用が果たしてどれぐらいかかるのでしょうか?

という疑問を問われる事は非常に多いのですが、

これはそれ以前の問題といえるのです。

 

開業を目指す美容師さんは、
開業にかかるお金=店舗工事にかかるお金

と考えてしまう傾向があります。

「店舗工事額」と「独立開業総額」は根底から異なることをご理解ください。

 

「店舗工事費」は、あくまでも独立開業総額に含まれる一部

開業における「店舗工事費」が最も大きな予算組となるのは確かです。

しかし、この「店舗工事費」は、
あくまでも独立開業総額(幹)に含まれる一部(枝)に過ぎないのです。
独立開業=店舗をつくる

という安易なイメージは一旦払拭して慎重に分析することが安全な開業の第一歩となります。

 

美容室独立開業費用要素

独立開業総額はざっくりだが以下のとおりです。
1. 不動産取得費
2. 開業準備金
3. 運転資金
4. 美容機器代
5. 店舗工事

大きく分ければ、この5つ

 

<不動産取得費>

不動産の確保に必要な費用は地域、立地によって額面は様々であることは想像できますね。当然都内一等地であれば非常に高額であり、地方なら安価。ここが総額を大きく揺さぶる要素でもあります。

 

<開業準備金>

完成した店舗の内部に設置する様々な家具、備品類を購入するための費用もこれにあたります。他にも、広告宣伝費、HP制作、薬剤他初期仕入、施術道具備品の購入費、各種保険加入、退職から開業までに必要な生活費もここで確保しておかなければなりません。

 

<運転資金>

開業した段階で資金ゼロでは最悪。最低でも2~3ヶ月の運営経費が払える現金を残しておく必要がある。その残しておくべき現金がこれである。

 

<美容機器>

カット椅子、シャンプー椅子、シャンプー台、促進器などの機器類の費用

 

<<店舗工事費>>

これは店内の看板、入り口、床、壁、天井、電気設備、空調設備、給排水設備など、あくまでも店舗の内装費でしかないのです。

商品が一つも並んでいない状態のコンビニを想像してみてください。

美容室の店舗が完成しても、中に並べる物品がなければただの空の部屋なのです。

 

店舗工事費だけ確保したところで独立開業は実現できないのです!

それに付随する様々な予算すべてを確保できて、あくまでも5つの要素のうち

たった1要素でしかない店舗工事の予算に割り当てる費用だということです。

 

私の過去の10~20坪の小規模美容室開業事例のデータからですが、
開業総額のうち、店舗工事に割当てられる比率は

約半分、多くて6割という現実を是非とも知っておきましょう。


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著者:

ヘアサロン開業アカデミー代表
美容室開業プロデューサー

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