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 ■IORI 【ユニセックスサロン】(東京都国領)

 
□コンセプト
ioriの語源は「庵」である。オーナー宮崎一誠さんが悩みに悩んで導き出した店名である。iORi、このiとiの間にorがある。iは私(デザインでも人型を意識した書体である)を示す、そして後ろ側のiも私を示す。今までの私から新しい私へ。「よりオシャレになった私へ」今までの私?または、新しい私?そこにioriが介入するというコンセプトである。 そしてとりわけorのoという文字はリングであるが、あらゆる要素に好循環のサイクルもたらしたいという願いを込めているのである。

□制作期間
2009年7月21日理美容開業ノウハウセミナー受講〜その後2010年9月8日にレクチャー受講、9月10日より事業計画診断をスタート。2010年11月5日国領にて不動産物件チェック〜プロデュース開始。
セミナー〜レクチャー〜診断〜デザイン〜工事完了まで合計約1年 8ヶ月
□店舗面積 店内 20坪

□オープン
2011年3月3日

国領駅から徒歩5分程度歩くと、このファサードに出くわすことになります。

今回のファサードは建物の規制や取り決め上、このとおり行灯のサイン部分しか手を加えてはいけないルールでした。

とはいえ、堂々たるファサードを作り出すことが出来ました。

このサッシュとガラスは最初から存在していた建物のものです。ただ、もともとは白いサッシュでした。

その白いサッシュの上に木目調のシートを貼りこんで店内のデザインと統一性を出しているのです。

入り口から一歩店内に入った瞬間の見え方がこちら。非常に奥まで深いです。店舗面積も20坪クラスになると本当に色々なことが出来るんですよね。

ウエイティングスペースです。極上のリビングを最初から意識し続けて打合せをしてきました。しかし、予算の制限により“かなり”これでも節約バージョンなのだ。それでも最初にイメージした雰囲気を守りきれば、予算を節約したとしても雰囲気を出すことが可能なのだ。このウエイティングはその代表事例ともいえるかもしれません。

オーダーで制作する予定だった造作要素をほとんど無くし、すべてを買付でコーディネートする方法に切り替えました。それが節約の種明かしです。

ゆったりとしたソファーに腰掛けて、ゆったりとした時間を味わえるような配慮は、待つこと自体を楽しみにしてもらいたいというオーナー宮崎さんの狙いである。

バーカウンターを思わせるようなレセプションカウンター。カウンターの後ろ側には事務処理が出来るスペースが上手に組み込まれている。

“ホテルのフロント”というキーワードも何度か飛び交いながらデザイン作業は進みました。どうでしょうか?そんな雰囲気を感じてもらえますか?

フロントのホールから1歩踏み込めばカットブースです。メチャクチャ広く感じられるスペースです。

システムは美容スタイルの椅子が2台、理容椅子に移動式シャンプー(オアシス)を組み込めるシステムが1台。合計3台が肩を並べている。

店奥から入り口側を見たらこんな感じです。店奥に入ったらなおさら広さが感じれるかも。

どちらもローアングルからの撮影ですが、天井の高さを感じてもらいたくて撮ったショットです。

上の写真と同位置から普通の目線で撮影しました。椅子と椅子の間の木彫柱造作は将来カーテンを収納できる仕掛けが組み込まれた造作。

こちらも目線から。美容椅子の背後にはカラーを調合する洗面台も設置されている。

店内のスペース以外に、シャンプー個室が別室に用意されている。プライベートな施術を望む方はもちろん、VIP的な扱い方も可能なスペースとなる。

個室にしているので、空調エアコンも家庭用を1台入れて対応している。エアコンというのは必ずしも業務用の大きなタイプを入れればよいという事例ばかりではないのだ。

オーナー宮崎一誠さんである。お客さんにずっと居座ってもらいたい場所でまずは自分がじっくり時間を味わってるところを撮影してもらいました。でもカメラを向けるとちょっと表情が硬くなってました。何度も取り直して、一番自然な写真です。

オーナー宮崎一誠さんファミリーです。2児のパパでもある宮崎さんだが、下の娘さんは開業の計画真っ最中に誕生したのです。IORIは常に娘さんと同じ年齢なんですから、娘さんの誕生日を迎えるたび、開業時の初心を思い出せるってもんです!

この写真は宮崎さんのリクエストで撮られました。IORIのカウンターで飯島とこうして一杯やるのがユメだったと語ってくれました。

これも自然に話しているようですが、スタッフ総勢が周りで見守る中、数テイク行われています。なんとも照れくさい演出を要求する宮崎さんでした。

一番左の人は誰?たくさんの方々から質問がありました。記念撮影初登場ですが、辻井のご主人様です。今回は打合せ中に何度か宮崎さんと顔を合わせることがあり、店舗立ち上げまでの苦労を少なからず共有した人物でした。したがって今回の撮影にはこうして一緒に参加してもらっちゃいました。


宮崎さんの最初の印象とこの段階の印象は大きく異なるものとなりました。すごく前向きな考え方を持つようになり、パワフルになり・・・一皮むけたって感じです。それはこちらから言うことでもなく、計画の中ごろから宮崎さんが自らが何度も何度も語っていたほどです。「僕はこのように前向きに考えることが本当に出来なかったんです。でも今は・・・」

本当に何度聞いたことでしょうか。藤井と打合せしていれば藤井に語り、辻井と打合せしていれば辻井に語る。そして通算で飯島は何度も聞いてしまったお話でした。何度も同じ事を語り続けていくうちに、テンションは益々熱いモードにバージョンアップされていました。 それはbhメンバー側から見てもそれは一目瞭然であり、本当にドンドン進化していくプロセスを見させてもらいました。

 

宮崎さんに限らず、本当にbhでは開業の計画プロセスの中で変化してゆくオーナーさんたちを見続けていますが、誰であっても、開業とは、もしかしたら最大ともいえるほどの人生の分岐点の時間であると思います。bhの仕事は、そんな密度の濃い時間を共有する仕事であり、常に大きなヤリガイと喜びを感じて止みません。

こうして大きな変貌を遂げてゆくオーナーさんを最も間近で感じる立場ではありますが、本当のところ、特筆すべきは開業から1年の間の経験中がより顕著なのです。bhでは開業してから1年間のあいだプロデュースのサポート期間を設けていますが、開業時以上に変化を感じれるのは、まさに実際の運営を経験中の、すでに経営者となったオーナーさんたちなのです。

 

開業からわずか3ヶ月もすれば、どのオーナーさんも、すでにその雰囲気をかもし出しはじめます。ですが3ヶ月といえばオーナーにとって最も苦しく混乱の渦中にあることがほとんどです。bh側から見れば、まさにその頃から、開業時よりもさらなる階段を上がっているオーナーに出会える時となるのです。

 

宮崎さんも例外にもれず、その段階を歩んでいくことになると思います。そんな原石ともいえる前途洋々の時期、矛盾であはあるが本人にとって一番辛い時期に、相変わらずbhがオーナーさんたちが頼れるところでいれる事に大きなモチベーションがあります。

宮崎さん、何度もお伝えしてきたと思いますが、開業してからが勝負です。すでにメンタル的なトレーニングは十分なほどに積みましたよね? その調子で、強風が吹いてもめげずに突き進みましょう。

 

やっぱり貫通力が合言葉ですね!応援しています。

 

あくまでも通過点である開業という段階。無限に続くエンドレスなゲームの第1面をクリアしただけです。いつか気づけばエキスパートとなれることを目指して歩み続けましょう!共にね。

 

まずは開業おめでとうございます!  bh飯島由敬


□オーナー宮崎一誠さん

※ 2009年7月21日美容室開業ノウハウセミナー受講時のコメント(アンケートより)
●今までは開業に関する本だけ読んだことしかなく、読んでいても、目で追っているだけで理解して頭にあまり入っていなかった気がしていましたが、今回のセミナーでは、わかりやすく、ためになりました。

※ 2010年9月8日美容室開業ノウハウレクチャー受講時のコメント(アンケートより)

●今回いきなり電話をしてレクチャーの受講の予約を入れていただきました。受けることが出来てよかったです。ありがとうございました。焦っていた気持ちが整理でき、これから何をしていくかのステップが見えてきました。32歳男性


□プロデュース
飯島由敬
□店舗デザイナー
藤井真哉(アトリエリベロ)

□グラフィックデザイン
辻井泰子 (bh)
IORIのHP
http://iori-hair.com/
オーナー宮崎一誠さんのブログ
http://iori-hair.blog.so-net.ne.jp/

IORI 庵

営業時間:平日 10:00〜20:00 土日祝9:00〜19:00 (時間外応相談)
定休日:毎週火曜日&第2第3月曜日
住所:東京都調布市国領町4-35-2 マンション国領 B14
電話:042-444-5913(予約優先)

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