10年後の健全経営を見据えた美容室の独立開業のお手伝い ヘアサロン開業アカデミー

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美容室開業で好物件と出会えても借りられるかどうかはわからない。

物件は借りられないと計画は進められない!

美容室開業の出店場所として気に入った物件に出会えても借りるために
大家さん側の入居審査があります。
開業者が懸命に物件探しでみつけた好都合と思える物件でも
貸してもらえなければ何もはじまりません。
最近の傾向として
家賃保証会社が審査することも多くなりました。

これは、入居者が今後もしも家賃を滞納した際に保証会社が支払を肩代わりする。

これにて大家さんの家賃収入が止まってしまうことを防止できるということです。

 

したがって、審査対象となるチェックポイントは

入居者が家賃の滞納なくきちんと払っていけそうかどうか?

この各保証会社側のチェック基準はクレジットカードなどの加入時と似た

信用調査的なものとなります。

氏名と生年月日など最低限の情報で、個人の過去のデータから信用情報をチェックされ、
過去に支払滞納が多い等、ブラックリストに載るようならカードを作成はできません。

これと非常に似た審査のようです。

時として大家の心変わりで借りられなくなることも

その他にも
突然大家さんの気変わりで貸してもらえなくなった。

という事例もあるのです。最初の入居条件の対象業種欄に美容室OKと記載されており、

きちんと信用保証会社の審査もOKが出たのになぜか・・・

大家が急に美容師に貸すのをやめた!と言い出した。

このあまりにも腑に落ちない発言に不動産屋に追求したところ、

聞かされた大家からの話はこうでした。

大家仲間の集まりがあり、美容室は家賃滞納が多いから

絶対に貸さないほうが良いと言われたから・・・

丁度、他の入居希望も入ってきたし、そちらの業種の方が安全だと判断したんだ。

よくある話とは言いませんが実際の過去の事例なのです。

確実に借りられることが決まるまで行動してはならない

美容室開業の第一関門は、

まず物件をきちんと借りられるかどうかです。

肝心の物件が貸りれなければ計画は進めようがありません。

好物件が見つかったからといって

早速現職場の退職宣言などしてしまうと、

取り返しがつかないほどの大混乱となる可能性もあります。
まずは確実に自分に物件を貸してもらえるか?

この物件確保には時折落とし穴があることも想定しておきましょう。

著者:

ヘアサロン開業アカデミー代表
美容室開業プロデューサー

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