bh・適正金額による安全な美容室開業・その他店舗開業 bhへのお問い合わせ・電話 bh・適正金額による安全な美容室開業・その他店舗開業
お問合せ
bh・適正金額による安全な美容室開業・その他店舗開業
ホームへ戻る 理美容サロン開業のページ その他の業種開業のページ Q&A
bh・適正金額による安全な美容室開業・その他店舗開業
美容室ichie開業までの足跡アルバム
   ■ヘアーデザインスペース・イチエ 店舗開業までの足跡アルバム  

2009/1/22・ichieのオーナー伊藤護さんと最初に出会ったのは2006年9月7日であった。約2年半ほど前の事だった。

当時の伊藤さんはまだ28歳でbhのレクチャーに深く共感してくれたのを覚えている。そんな伊藤さんは当初から「いつか開業する日の為」という受講であった。

2008年11月に入り、いよいよ開業計画を進めたいということで事業計画診断に来た。実に久しぶりの再会だった。(途中メールではちょくちょくやり取りしていたけど)

早速、伊藤さんは精力的に物件探しをしていたが、なかなかこう物件にめぐり合えないでいた。だが行動を重ねていればいつか必ずたどり着くもの。事業計画診断の中では、自らでも物件の適正を自己チェックできるように様々なポイントを伝授している。伊藤さんも自分なりに適正チェックを済ませたうえ、この日の正式な適正チェックを飯島に依頼してきたのだ。まだ営業中である前入居者が居るところをお邪魔して僅かな時間を頂き、電気容量、ガス、水道、空調など、主に設備的な容量のチェックをした。結論として、バッチリの物件とは言いがたかったが、伊藤さんの決心は固く、ここでなんとか根を張ってやっていきたい!というものだった。

2/19・物件チェックから約1ヶ月、不動産屋との詳細な交渉(額面交渉も含む)と借入の準備を行ってきた。そしていよいよコンセプトワークからプロデュースがスタートした。

コンセプトワークということで、伊藤さんの奥様も同席。伊藤さんの人物像や魅力を徹底的に探る為のディスカッションをした。奥様の視点からも伊藤さんの魅力が次々とわかり始めてきた。

そして、今回の店舗デザインを担当するのはbhでの起用初となる加藤幸江が担当することとなった。ずっと以前からbhのプロデュースに参加したいと精力的にPRに来ていたデザイナーである。

bhのプロデュースをより理解してもらう為、加藤デザイナーにはコンセプトワークから参加してもらうことにしたのだ。始めてのプロジェクト参加に、加藤はノートにビッチリとメモを書き込んでいた。

コンセプトワークは、実に楽しく、有意義に進められた。なによりも伊藤さんは実に楽しげであった。併せて、店舗デザイン経験も豊富な加藤も、非常にbhのプロジェクトの進め方に感銘を受けてくれた。

2/26・1週間後再びbhの事務所にプロジェクトのメンバーが集結していた。この日から本格的に店舗デザイン設計と販促アイテムのグラフィックデザインの打合せがスタートだ。

飯島も、実質上は加藤のプレゼンティーションを始めて見たが、実に明るくオーナー伊藤さんのテンションをアップさせる天性のキャラクターだった。デザイナーとしての技量も経験も十分で、頼もしい印象を与えてくれた。

いつも笑顔の伊藤さんだが、打合せが始まると、普段とは打って変わって真剣な表情になる。“ひたむき”という言葉が良く似合うオーナー伊藤護さんなのだ。

いままでの経験を活かした独自のプレゼンテーション方法で伊藤さんを唸らせる加藤デザイナー。多くは飲食店の設計経験が豊富らしく、まさにベテラン。でも美容室は、実は初チャレンジだった。(完成まで伊藤さんには内緒でした)

もちろん、加藤にとって美容室初挑戦とはいっても、横には美容室経験豊富な飯島と辻井が付いているわけ・・・美容室ならではの設計情報やコツなど、フォロー体制をバッチリ組んだ上での加藤起用だったことは言うまでもない。

先週から詳細に詰めてきたコンセプトワークをまとめたシートである。このシートが最後まで、いや、開業後、何年もの間にわたり、究極に役に立つものになるのだ。困ったとき、悩んだときにはこのコンセプトに戻るというのが基本である。

3/2・デザイナー加藤が現場を見ておく必要がある。そこでこの日は、伊藤さん、飯島、加藤の3名で現場を検証し、その後、ファミレスあたりで打合せを行うことにしていた。

この現場、元は小さなフィットネスクラブだった。そのお店が撤退するのを待っていた関係上、内部を細かく視察できるまで、ある程度の時間を要してしまった。

この物件を最初に見に来た時から、「ネックだなぁ」と思っていたのは天井高だった。う〜ん、思いっきり低い!これは天井を一旦壊し、改めて新しく天井を組み直し、高くする。こんな前提で設計を進めている。

お店の奥のほうにはこうした給湯設備が残されていた。これらは再利用する予定。こうした物品も新規で導入すればそれなにりに費用がかかるものなのだから。

入り口付近から一番奥まで実に長い奥行きがある。この特性を活かした設計が加藤の腕の見せ所だ。一番奥に移っているのは加藤本人である。

そして、シルエットで写る姿はオーナー伊藤護さん。シルエットで顔は見えないが、いっつも伊藤さんは笑顔なんだ。目が無くなっているあの笑顔ね。

3/5・現場チェックの3日後、またもやbh事務所での打合せ。加藤のデザインも進み、ビジュアル的な成果物が表れはじめた。

このパース(完成予想の絵)を見せた瞬間の伊藤さんの様子は動画で撮っておけばよかった、と思えるようなマニュアルどおりの反応だった。

同じく店内の様子もパースが作られていた。加藤のプレゼンスタイルだが、これらすべて加藤自筆によるもの。実際に完成した店とほとんど一緒だ。

このように手描きでスケッチやパースを描けるデザイナーって、意外に稀少なのだ。飯島もそのスタイルなので、どうしてもこうした能力を持つクリエーターには一目置いてしまう。

この頃から、伊藤さんは自分の目指す店のスタイルを絶妙にキャッチして跳ね返して来た加藤に対し「僕は加藤さんにデザインしてもらって良かった!」という言葉を幾度となく発することになる。

素材の提案も始まり、カラーの組み合わせや質感などのリクエストも飛び交い始めた。こんな瞬間でも意外にノリの良い加藤デザイナー。写真の印象では伝わらないが、結構なキャラ姉さんである。

外部で使われる素材もあるため、いつものように外部に出て、実際に外光にさらされた雰囲気を確かめる。

大きめなサンプルを見ながら表面の質感を確かめる。どれがいいかなぁ〜?

店名のロゴデザインを決めるためのプレ段階に入った。ちなみに店名は「ヘアーデザインスペース・イチエ」に決定していた。

3/12・また1週間経った。設計は照明計画、電気設備の段階まで着実に進んでいた。

相変わらず素材に悩む伊藤さん。これは伊藤さんに限らず、ほとんどのオーナーさん共通のこと。

決して、悩みすぎてなかなか決めれないというわけではない。自分の念願のお店だからこそ誰であっても必ず悩むわけだ。

写真を見る限り、先週と似たような場面だが、内容は格段に進化しているのですよ。

どの店舗デザイナーが担当しても、基本的には、こうして同じようなプロセスを踏みつつ店舗設計は進んでいくのです。

そしてこうしたプロセスは、開業オーナーさんたちにとっても最も楽しい時間。長い運営のスパンで考えれば、こうした時間は一瞬なのだから、じっくり楽しみたところだ。

販促アイテムの打合せもガンガン進んでいた。今回の販促上のアイディアはすべて伊藤さんが夜を徹して考え抜いてきたものばかり!

勉強大好きの伊藤さんなのだ。開業計画進行中は宿題を出してあげないと不安になってしまうほど。事実、本当に頭脳明晰な人だ。

このichieの販促物は、bh至上、屈指の傑作と言っても良い。それほどまでに完成度が高く、実際の効果もかなり大きなものとなった。

3/19・あれま、まだ素材でお悩み中???当然だよね。自分が手塩にかけて作る店なのだから。

bhでのデザイン担当初の加藤も全然問題なく、何度でもお付き合いしていました。なかなか懐が深い。

伊藤さんとの掛け合いもかなり馴れ合っており、かなり良い感じだ。まるで姉を慕う弟のようだった。

辻井の息子犬・ディンも登場し、伊藤&加藤“ダブルトウ”の掛け合いを眺めていた。ちなみに、藤井&辻井は“ダブルジイ”と呼ばれている?

シャンプーシステムの部分の使い勝手を加藤に伝える為、伊藤さんが徹夜で?考えてきたスケッチである。放っておくと寝ないで追求する伊藤さんに飯島は、少し心にゆとりを持つようアドバイスすることが多くなった。

販促アイテムは俄然進化を続け、ますます楽しいモードになってきた。どの計画もそうなのだが、辻井いわく、今回特別、渾身の仕事だ!というほど、思い入れが深まっている様だった。

そういうのも、伊藤さんの要望を正確に跳ね返し、共にワクワクが止まらないほどの連帯感がそうさせたということ。

伊藤さんが狙った最大のポイントは、ウイットさ、ユーモア。それを受け辻井も遊び感覚たっぷりの仕掛けをグラフィックに盛り込みはじめた。まさにコラボレーションっていうやつだ。

もともと遊び感覚大好きな辻井の創作意欲まで刺激し、ツボを押してしまったのが伊藤さんなのである。これは伊藤さんの不思議な魅力とも言える。

2ページ目につづく>>>